1.当院について
社会医療法人財団白十字会 白十字病院は福岡市西区にある急性期病院で、2021年4月に新築移転し、白十字リハビリテーション病院(回復期と地域包括ケア病棟)と分院しました。地域医療支援病院として①高度専門医療②救急医療③在宅療養後方支援の役割を担っています。
病院概要としては、ICU12床、SCU6床、一般病床219床、地域包括ケア病床45床の総数282床となっており、標榜診療科は33科となっています(詳細は病院HPをご確認下さい)。
白十字会では法人内事業所として、訪問看護ステーション白十字、白十字会ケアプランセンター福岡、24時間ヘルパーステーション白十字(定期巡回)、住宅型有料老人ホーム はばたき、看護小規模多機能ホーム ずっと一緒に、認知症対応型デイサービス ドリームケア石丸、その他、長崎県佐世保市にも病院や事業所があり、多岐にわたる医療・介護サービスの提供に努め、地域に根付いたシームレスなサービスの提供ができるように取り組んでいます。
2.患者支援センターについて
当院の患者支援センターは地域連携業務((前方連携、後方連携)、患者相談窓口、入退院窓口、ベッドコントロールの役割を担っており、MSW8名、看護師4名、事務13名、退院支援コーディネーター((ケアマネージャー)1名の計26名で構成されています。
私たちMSWは入院・外来患者様やそのご家族様、その他関係者の皆様の様々な不安や悩み事について一緒に考え、課題の解決に向け、日々業務に取り組んでいます。MSWは、病棟担当制を導入してあり、支援困難事例や医療的ニーズが高い患者様への退院調整等に関しては、退院支援看護師と共に業務にあたり、専門的知識を出し合いながら協力して対応出来る体制を取っています。個別事案に対する相談や・研鑽を目的とし月に1回MSWミーティング(看護師含む)を開催し、事例検討や勉強会、意見交換を行っています。
患者相談窓口は迅速な相談対応を行う事が出来るよう、MSWや看護師が交代で窓口対応を行っています。「福祉的サービスを必要としているが、どうすればよいか分からない」や、「こういったサービスが利用できれば安心した生活を送ることが出来る」といった悩みを抱えている方も多いため、法人内事業所の紹介動画を相談窓口で流しながら、白十字会での取り組みを患者様やご家族様に知っていただく取り組みも行っています。
地域に根差した病院を目指し、親切で丁寧な、思いやりある対応を心がけ、元気いっぱい頑張っています。